ラジオから流れる気怠げバラード
不意に思い出して瞳を閉じたとき
うつった影をみる
いつの日か迷子の羊のあたしを
救い出してくれた ちらついて見える北極星
嘘はその日のうち
散々泣いたよ 疲れ果てて眠りにつこう
あったかいんだ、こんな夜は
絶望がちょうどいいのさ
大好きなんて言わない
それは巡り巡って出会った物語
センチメンタル 邪魔すんなって言ってる
あの偉いピカピカの建物もすぐに消えてなくなるよ
大事件も起こらないから
とりあえず暇だし次の夢でもみよう
そうしたらきっと分かるはずでしょ
やがて出会える君とのミステリー
その距離に気づいて手を離した日
あの時の夢が今も泣いてる気がする
「その分ちゃんと笑うよ」
そんなこと言って 今も忘れられていないじゃない
こっちのことは任せておいて
今すぐ迎えに行きなよ
大好きなんて言えない
笑っちゃうくらい長い長い物語
それでも、トンネル、風のように追い越して
あの偉いピカピカの建物も小さくなるでしょ
大事件だ!この上ないデカさだ!
いつも後になってから初めて気づくの
離れないでいてね あたしはあたしのまま
いつもちょっと涙のミステリー
大好きを言わなくちゃ
ずっと続いていつかは終わる物語
やっと取り戻した気持ちを抱きしめて
本当にあたしは主人公になる
大事件がたまに起こるから
どんな日にも次の夢見続けていたい
夜が明けたら確かめに行こう
やがて出会える君とのミステリー
ずっと僕らを待ってたミステリー