春雷フラッシュバック

35、モノクロ断片的記憶が
空中分解して風を掠めた
書きかけのプロットを放り投げて
君のもとに走っていけばよかった
誰もが避ける銃弾を負って
その身を捧ぐことに呆れてしまった
それでも眠りにつけない僕は
言葉を伝うだけだ

何も通さないはずの
ガラスでできた部屋に
真夜中の電波 届いたそのとき
すり抜けた君の声

春雷襲来
瞬間的に色を放ったメロディが
フラッシュバックして
息を止めたあのときも
夢と闘うあの夜もいつの日か
僕らの日々を光らせてくれますように

子供の頃の夢をみるとき
風が止まった白昼の静寂が
僕を包み込むように佇んで
せつなさだけを残した
土砂降りの中君を探した
あの時も同じ気持ちに掴まれていた
やっぱり眠りにつけない僕は
僕は

風に飛ばされた記憶の全部
いつかは出会うべき不変の真理
耳に飛び込む鮮やかな合図
忘れた頃君が思い出す

風に飛ばされた記憶の全部
いつかは出会うべき不変の真理
耳に飛び込む鮮やかな合図
忘れた頃君が思い出す

春雷襲来
瞬間的に色を放ったメロディが
フラッシュバックして
息を止めたあのときも
夢と闘うあの夜もいつの日か
僕らの日々を光らせてくれますよう

春雷襲来
もう一瞬だって忘れないよ
君を思い出させた春の嵐はいたずら
夢と闘うあの夜もいつの日か
僕らの日々を光らせてくれますように